スタッフブログ

院長主催学術大会への参加

歯科医師の藤浪です。

13日土曜日に医院のお休みを頂きご迷惑をおかけいたしましたgawk

4月13日,14日に当院院長が主宰するインプラントトラブルを検証する勉強会「SAFE」の第七回学術大会に、スタッフ総出で参加して参りました!

SAFEは、院長と口腔外科専門医である野阪泰弘先生が、有志を募り始めた「インプラントのトラブルのみ」に焦点を絞った珍しい勉強会です。

インプラント治療は半世紀以上前から臨床応用された歴史のある治療方法です。現在に至るまで多くの人によって検証がなされ、成功率の高い治療方法として報告されています。そのため、歯を失った多くの人がその恩恵を受け快適な生活を送る事ができています。

しかし!

高い成功率を誇っているとはいえ、様々な合併症が報告されていることも忘れてはいけません。やはり、論文を紐解けば数%ではありますが、合併症が生じたとの報告があがっていることがわかります。

では、そんな合併症トラブルをみんなで共有し、原因を解明できれば同じ轍を踏まなくてすむんじゃないか? より安全性の高い治療を患者さんに提供できるんじゃないか!
と、考えて作った勉強会。それがSAFEです。

….院長と野阪先生に聞いてないので、真相はわかりませんが….。

今回の学術大会はなんと、第七回目。6年の月日がながれました。小学1年生だった子が6年生。中学一年生だった子が高校3年生。29歳だった僕が35歳。。。。光陰矢の如しweep

第七回学術大会の演題は「補綴・技工的合併症」。
補綴とは、欠けたり無くなったりした歯を被せ物や入れ歯などで補うこと。
技工とは、補綴装置を作製すること。
今回はそんな補綴や技工において生じるトラブルについてみんなで勉強してまいりました!

院長や、当院の技工を担当していただいている腕利き技工士の一柳さんの講演を聴き、改めて補綴の作業や材料一つ一つに知識や技術がいることを認識しました。

なかでも当院でも導入している口腔内スキャナーを用いた生体情報のデータ化、そして、CAD/CAMへと繋げるデジタルソリューション……….????   これについては、また後日記載予定。。   ようするに、当院でも導入しているスキャナーとインプラント補綴とは相性がよく、本講演で検証している落とし穴にきをつければ、患者さんにより精密な治療を提供できるんですよ! といった内容が僕の心に突き刺さりました。

2日に渡る大会を終え、得た知識、やり終えた達成感は大きく、それを遥かに上回る疲弊を感じながら帰宅する2019年4月の出来事でしたscissors

西宮市 甲陽園 米澤歯科醫院 藤浪

米澤歯科醫院