長崎大学学生講義行ってきました。
こんにちは。
11月10日(月)、非常勤講師を務めている長崎大学歯学部・矯正科のカリキュラムの一環として、学生講義を担当してきました。
今回はなんと、初々しい1年生たち!
金髪も緑髪もいて(笑)、まさに高校を卒業したばかりの若者たちです。
5年生にも講義することがありますが、やはり上級生になると「歯医者になるんだ!」という覚悟のようなものが表情に表れていますね。
今回のテーマは「学生に夢を!」。
最近の学生たちは「歯科医師の将来は明るくない」と感じており、希望や夢を持ちにくいと聞きます。
だからこそ、私は伝えたいのです。
この世界では、企業主導の商業的な流れによって、商売優先で、患者さんも歯科医も犠牲になることがあります。
だからこそ、しっかり学び、情報を見極める力(リテラシー)を身につけてほしい。
それが私からの一番のメッセージでした。
最近では、洗練されたイメージを持つ、チェーン店舗型の科医院も増えています。しかし、特定の美容外科のように、実態は酷いものも混在します。
けれども私は、そうした「ビジネスとしての歯科」には興味がありません。私は経営者という前に、医師だからです。
「どうやって儲けるか」ではなく、
「どうすればもっと良い治療ができるか」「どうすれば技術を磨けるか」「どうすれば患者さんに応えられるか」
そんな熱い想いを持つ歯科医師が評価される世の中になってほしい。
そんな想いを、学生たちに全力で伝えてきました。

…伝わったかな?(笑)